ミラ型極大予報(No.15)2002年

                                        
広沢憲治

1 はじめに

  2002年のミラ型予報は、645個のミラ型星・SR型星についての予報が計算できた。今回は、ここ何年かにわたり観測が全くないか、ほんの少ししかなく、「観測のための予報」として意味を持たないと思われる星については削除した。残した星の中にも、十分な修正ができないものもいくつかあり、十分な追跡が望まれる。
 予報精度がよくないと思われる星については、何らかの方法で紹介し、観測を呼びかけることも考えているので、ご協力をお願いしたい。
この予報の作成ができるのは、熱心に観測し、報告してくださる観測者の方々のおかげであり、改めて感謝したい。

2 最近の傾向

 今年の予報の作成については、例年のように「予報」としてはデータが十分でない星についても、観測のための「めど」となりうると考えて予報に加えてある。ミラ型星はそうでなくても突然予報が大きくずれてしまうこともあるので注意を要するが、[#]のある星については特に注意をしてほしい。[#]がついている星については、実際の変光とは大きな違いがある可能性がある。それらの星については、今年の観測によって来年は良い精度の予報が計算できるよう、ぜひ観測していただくことをお願いしたい。
 それ以外にも、この予報についてお気づきのことがあった場合は、広沢までお知らせいただけるとありがたく思う。より信頼性の高い予報となるよう、皆で育てて行けたらと考えている。

3 表の見方について

(1) 最初の記号

[#] ----- 観測数の不足等により、精度に問題があったり、「めど」としての数字に過ぎないもの。
[$] ----- SR型の星。実際とはかなりの違いが見込まれる。

(2) Name

星の名前。

(3) Range

変光範囲。(極大、極小光度で示す)最後に[P]のマークがあるものは写真光度であり、眼視ではこれより1〜2等、場合によっては3〜4等明るい場合もある。

(4) Max.

2002年1月〜2003年2月の間の極大が予想される日付。