ミ ラ 型 極 小 予 報

広 沢 憲 治

  2018年4月に、「ミラ型極小予報の試算」(「変光星 No.293」Vol.49 No.2, 2018 Apr.)を発表した。実際の変光と比べてみると大きく食い違ったものもあったが、多くの星について観測の参考として活用していただけたものと思っている。
  2019年分として、133個のミラ型星についての極小予報を計算した。昨年の試算をベースにして、より精度良く計算できた星も多く、観測していただいた皆さんに感謝を申し上げる。また、昨年の試算に入っていなかった星を追加できているので、ぜひ観測の参考に活用していただきたい。まだ極小光度が15等より明るい星も多く残っており、さらに多くの星について観測していただくことを期待している。
  なお、表の見方等は「極大予報」と同様である。申し上げるまでもないことだが、ミラ型の変光は毎周期同じようにならないことが多く、極大光度と同じように極小光度も変動が大きい星も多いので、特に眼視観測では、客観的な観測ができるよう心がけていただきたい。