ミラ型極大予報(No.23)2010年

広 沢 憲 治

1 はじめに

  2009年のミラ型予報は、656個のミラ型星・SR型星についての予報を計算した。今年も多くの星について予報の修正を行うことができた。
  日本においては、どの星についても観測は不足しているといってもよい状況である。観測される皆さんには、予報がない星も含め、この予報に含まれる星をできるだけ多く観測対象としていただきたいと考えている。多くの観測者のご協力を期待している。

2 最近の傾向

  例年のように、「予報」を計算するにはデータが十分でない星についても、観測のための「めど」となりうると考えて予報に加えてあるが、実際の極大とは大きくずれている可能性がある。また、ミラ型星は突然予報と実際の変光が大きくずれてしまうこともあるので注意を要するが、その中でも[#]がついている星は、観測が少なく修正ができていない星や、修正を繰り返しても実際の変化をうまく表現できない星などが含まれており、より観測の必要がある。
  そのほか、この予報についてお気づきのことがあった場合は、広沢までお知らせいただけるとありがたく思う。より信頼性の高い予報となるよう、ご協力をお願いします。

3 表の見方について

 (1) 最初の記号

  最初の記号  [#] ----- 観測数の不足等により、精度に問題があったり、「めど」としての数字に過ぎないもの。
   [$] ----- SR型の星。実際とはかなりの違いが見込まれる。

 (2) Name

  星の名前。

 (3) Range

   変光範囲。(極大、極小光度で示す)最後に[p]のマークがあるものは写真光度で、眼視ではこれより1〜2等、場合によっては3〜4等明るい場合もある。

 (4) Max.Date

 2010年1月〜2011年2月の間の極大が予想される日付。