ミラ型極大予報(No.19)2006年

広沢憲治

1 はじめに

 2006年のミラ型予報は、631個のミラ型星・SR型星についての予報を計算した。最近は暗い星、マイナーな星についての観測がほとんどない状況で、毎年いくつかの星については予報としての意味がなく、削除せざるを得なくなっている。予報の修正も必ずしも十分とは言えず、意外な星についても実際の変光と大きな差があるものが含まれる可能性がある。
 観測される皆さんには、是非多くの星について記録を残す方向で観測対象を選んでいただきたいと考えている。この予報に含まれていない星を含めて観測対象を選び、確実に追跡をお願いしたい。

2 最近の傾向

 例年のように、「予報」を計算するにはデータが十分でない星についても、観測のための「めど」となりうると考えて予報に加えてある。また、ミラ型星は突然予報と実際の変光が大きくずれてしまうこともあるので注意を要するが、[#]のある星については特に注意してほしい。[#]がついている星は、観測が少なく修正ができていない星や、修正を繰り返しても実際の変化をうまく表現できない可能性がある星などであり、より観測の必要があるものである。  それ以外にも、この予報についてお気づきのことがあった場合は、広沢までお知らせいただけるとありがたく思う。より信頼性の高い予報となるよう、ご協力をお願いしたい。

3 表の見方について

 (1) 最初の記号

 [#] ----- 観測数の不足等により、精度に問題があったり、「めど」としての数字に過ぎないもの。
 [$] ----- SR型の星。実際とはかなりの違いが見込まれる。

 (2) Name

 星の名前。

 (3) Range

 変光範囲。(極大、極小光度で示す)最後に[P]のマークがあるものは写真光度であり、眼視ではこれより1〜2等、場合によっては3〜4等明るい場合もある。

 (4) Max.Date

 2006年1月〜2007年2月の間の極大が予想される日付。