★クリスマスにミラを見ようキャンペーン2004のお知らせ

 イエスが誕生したときに輝き、東方の三博士や羊飼いたちを導いた星(ベツレヘムの星またはクリスマスの星)はくじら座の変光星ミラだったかもしれないとも言われています。この話にもとづいてクリスマスの頃にミラを観測してみようというのが、クリスマスにミラを見ようキャンペーン(略称ミラキャンペーン)です。1998年から始まって今年で7年目になります。これまでに多くのみなさんがこのキャンペーンに参加して変光星ミラの魅力を楽しんでいただきました。変光星観測が初めての方からベテランの方まで、のべで100人以上の人々に参加していただいています。今年も11月1日から12月31日までの2ヶ月間をキャンペーン期間として多くのみなさんに楽しんでいただきたいと思います。

 キャンペーンを開始した1998年はちょうどキャンペーン期間中にミラの極大が来る年でした。ところがミラの変光周期は332日、およそ11ヶ月になります。そのため毎年ミラの極大は1ヶ月ずつ早くなり、今年のミラは6月下旬に極大を迎えました。そしてキャンペーンが終わろうとする12月末頃に極小になるかと思われます。極小に向かって日々暗くなっていくミラの姿を追うのが今年のミラキャンペーンの醍醐味と言えるでしょう。

 下の図は日本変光星観測者連盟のメーリングリストに寄せられた観測から作成した昨年11月から今年の8月末までのデータによるミラの光度曲線です。この光度曲線では8月末で5等台半ばになっています。そこから予想される光度曲線を点線で入れてみました。予想では12月末頃におよそ9等の極小を迎えるのではないかと思われます。しかし予想通りに行くとは限らないのが変光星のおもしろさです。極小の日は場合によっては1ヶ月以上もずれる場合もあります。また光度も8等程度の極小のこともあれば、10等にもなることもあります。果たして今回のミラの極小はいつ頃に何等になるのか、ぜひみんなの観測から見つけていきたいと思います。

 ミラキャンペーンに参加される方はキャンペーン事務局(滋賀県犬上郡多賀町多賀283-1 ダイニックアストロパーク天究館内 E-Mail: HHF00200@nifty.ne.jp)まで資料をご請求ください。折り返し観測用資料として「ミラ観測ハンドブック」をお送りします。その後はハンドブックを参考にしてミラの光度を目測していただきます。観測したデータをキャンペーン事務局にお送りいただければ、それをまとめてミラの光度曲線を作成し、はがきで返送します。これによって自分の観測がキャンペーン参加者全員の中のどの辺にあるかをご確認ください。そしてさらに観測を続けてみてください。参加費等はいっさい不要です。初心者の方でも十分にお楽しみいただけるキャンペーンです。また一方でこのキャンペーンデータは日本変光星観測者連盟(VSOLJ)データに登録され世界の研究者にも利用される貴重なデータになります。天文学の発展にも貢献できるキャンペーンです。ぜひ多くの方の参加をお待ちしています。

 問い合わせ先:ダイニックアストロパ−ク天究館内 ミラキャンペーン事務局
         〒522-0341 滋賀県犬上郡多賀町多賀283-1
         E-Mail adress: HHF00200@nifty.ne.jp


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