★クリスマスにミラを見ようキャンペーン2002 のお知らせ

 毎年恒例の「クリスマスにミラを見ようキャンペーン」も今年で5年目になりました。本来は地味な観測分野であると言われる変光星の観測がこのように多くの方に引き続き参加していただいているというのは、本当にありがたいことです。今年もこれまで同様にミラの変光の様子をみんなでにぎやかに楽しんでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、みなさんはクリスマスツリーのてっぺんに付いている大きな星の正体をご存じでしょうか。これは「ベツレヘムの星」と呼ばれ、イエス・キリストが生まれた時に東方の三博士を、イエスが誕生したベツレヘムの馬小屋に導いた星なのです。
 さらにこのベツレヘムの星の正体については、ハレー彗星だとか、金星や木星が接近して輝いたからだとかいろいろな説が言われています。その中に「くじら座の変光星ミラが明るく輝いたのがその正体ではないか」との説もあります。変光星とは時と共にその明るさを変える星のことで、くじら座のミラは膨らんだり縮んだりするため明るさを大きく変える星なのです。明るいときは2等星(北極星くらい)になることもありますし、暗くなると望遠鏡を使ってもかすかにしか見えないくらいにもなります。いかにもベツレヘムの星らしい不思議な星なのです。

 このミラの不思議な光度変化をみんなで観測していこうと、1998年に第一回目の「クリスマスにミラを見ようキャンペーン」をおこないました。この年には参加者43名で427目測と予想以上の成果を上げることができました。さらに1999年・2000年・2001年と引き続き多くの方に変光星観測を楽しんでいただくことができました。
 このミラの今年の極大は8月初めで、およそ3等の平均的な極大でした。その後はゆっくりと減光しており、キャンペーンが始まる11月になると5〜6等になり、双眼鏡または望遠鏡が必要になるかと思われます。これまでのキャンペーンでは肉眼での観測を主にやってきましたが、観測としては双眼鏡などを使った方がより目測しやすくなるとも思われます。日毎に明るさを変えていくミラの様子はなかなか楽しいものです。初めての方でも十分に楽しんでいただけることと思いますし、もちろん昨年参加された方でもかまいません。この機会に一人でも多くの方に変光星の楽しさにふれていただきた いと思います。

 下記の問い合わせ先に手紙かファックスまたはE-Mailでお問い合わせ下さい。折り返し「ミラ観測ハンドブック」をお送りします。そこに書いてあるとおりに観測をしていただき結果をご連絡下さい。みなさんからお送りいただいたデータよりミラの光度変化をグラフにします。その結果は観測いただいたみなさんにお知らせします。さらにキャンペーン終了後に報告書を作成する予定です。(なお参加費用等はいっさい必要ありません)
 キャンペーン期間は11月1日より12月31日までです。お問い合わせは10月よりお受けしております。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

 問い合わせ先:ダイニックアストロパ−ク天究館 ミラキャンペーン係
         〒522-0341 滋賀県犬上郡多賀町多賀283-1
         FAX 0749-48-2129 、
         E-Mail adress: HHF00200@nifty.ne.jp

主催: 日本変光星研究会


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