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カシオペア座RZ星の皆既食について。。。

1 :break : 2006/10/17(火) 19:02:04 ID:h6FSryjg
突然のスレ立て申し訳ありません。
迷惑でしたら消してもらっても結構ですm(__)m

ただ今高校生なのですが、食変光星カシオペア座RZ星について調べることになりました。
私が調べるのはちょっとした謎とされている皆既食についてなのですが、
探しても全く資料が見つけられません。。。
もともとそんな知識もあるわけでもないのですが、
どなたかカシオペア座RZ星の皆既食について詳しく教えていただけないでしょうか?

お願いします。


2 :Mhh@埼玉◆rDOCaDjdeU : 2006/10/18(水) 15:06:29 ID:CV6x9Ht6
>>1

http://homepage3.nifty.com/nga_star/rzcas198.htm

とかどうでしょう?あとはその referenceに挙がっている文献とか。


3 :HeyJoe : 2006/10/21(土) 10:26:21 ID:???
bearさん、こんにちは、HeyJoeと申します。
中国に出張していました。
中国のInternetは掲示板にアクセス出来ない仕組みになっていて返事がおくれました。
彼らはビートルズも知らないです。

RZCasは部分食を起こす連星です。
一方、主星は非動径脈動と言う振動をおこしています。
δSctタイプの振動です。
この小さな振幅の振動と食により変光が合成されて観測されます。

これによって、食のシェイプがかわり、時々、最大で5分程度の皆既が観測されます。

この現象が解明されたと同時にδSct型の振動にしては周期が短すぎる事がわかっています。

RZCasは半分離型の連星です。
L1ポイントから伴星の質量が主星に移動しています。
移動した質量は主星にダイレクトインパクトします。

この衝撃が振動の要因になっていると考えられるようになりました。
要因が異なっていますので、δSctとは異なった性質の変光をしている事がわかりました。

現在では(日本語では)「連星型」と言われているようです。

その後、次々と同種の変光星が発見されています。


4 :break : 2006/10/22(日) 15:20:07 ID:a/CL5/FY
書き込みが遅くなって申し訳ありません。
Mhh@埼玉さん、HeyJoeさんありがとうございます。

ただちょっと質問があるのですが、質量が主星に移動してるとはどういうことですか?
とりあえずRZCasの主星が振動していて、その振動によって伴星と重なることがあり、
皆既食を起こす(?)というのはなんとかわかったんですが、
良かったらダイレクトインパクトについて教えていただけないでしょうか?(><)


5 :HeyJoe : 2006/10/22(日) 17:26:58 ID:???
すっ、すみません。わたし、ものすごーく説明が下手な人です。

>RZCasは部分食を起こす連星です。

RZCasの公転の様子が下記のURLで見れます。
http://homepage3.nifty.com/nga_star/rz_rot.htm

グルグルと回っている様子を見て下さい。
食連星は主星と伴星が共通重心の周りを公転しています。
そして、互いに隠しあう事で変光しています。

RZCasは半分離型の連星です。
もう一度、下のURLをご覧下さい。
http://homepage3.nifty.com/nga_star/rz_rot.htm

赤が伴星です。黄色が主星です。
白い線は、ロッシュローブと呼ばれている線です。
ちょっと説明が簡略すぎますが、主星と伴星の等ポテンシャルな線を描いた物です。

主星は主系列星です。伴星は準巨星です。伴星は時とともに膨張しています。
L1ポイントとは、ロッシュローブ(白い線)で二つの星の交点(伴星の尖がった部分)です。
膨張している伴星は半径を大きくしようとしますが、
L1ポイントまで膨張すると、主星の方に伴星の表面が落ちて行きます。
これを質量移動と言っています。伴星は大きくなれないのです。

L1ポイントから落ちて行った質量(伴星表面に居た物質)は主星に向かって落ちて行きます。
その軌道は、主星の重心を公転する形になります。
もし、主星の直径がZEROだったら、
最初は複雑な楕円で形を変えながら徐々に円軌道になり主星の周りを公転しつづけます。
(次々と質量移動がある場合は、より複雑な現象を起こします)

実際には主星の直径はZEROではありません。
RZCasの主星は直径の大きな主系列星です。
従いまして、移動した質量は公転軌道を作る前に主星表面に激突します。
これをダイレクトインパクトって言っています。
(この用語は一般的では無いかも知れませんシューと言う人の弾道軌道と言う論文で使っていた言葉です)

で、ぶつかると、そこで主星の表面が僅かに振動します。地震のように。
この振動で主星が僅かに変光します。周期は10分とか20分とか、短いです。

この変光による光度曲線と、食連星としての本来の大きな変光を合成すると、時々、皆既食になる事があります。


6 :鳴沢真也 : 2006/10/23(月) 00:06:43 ID:???
西はりま天文台の鳴沢と申します。

breakさんから直接メールをいただき、ここでの議論を教えて頂きました。
友人のheyJoeさんの投稿に関して、2、3コメントさせていただきます。

1)最大で5分程度の皆既が観測されます。

ー>

 継続時間は、長いものでは20分以上のものが観測されています。

2) 
この衝撃が振動の要因になっていると考えられるようになりました。
要因が異なっていますので、δSctとは異なった性質の変光をしている事がわかりました。

現在では(日本語では)「連星型」と言われているようです。

ー>

 アルゴル系におけるこのような振動のメカニズムはよくわかってません。
δSct型でいいという考え方もあります。
一方で、ウクライナのMkrtichianは、アルゴル系特有の現象であるとしています。
彼が提唱している振動タイプを直訳すと、
「半分離アルゴル系におけるB,A-Fスペクトル型質量降着主系列脈動星」
となります。彼は略してoEA型と言っています。
私は略して「アルゴル型脈動星」としています。

3)

で、ぶつかると、そこで主星の表面が僅かに振動します。地震のように。
この振動で主星が僅かに変光します。

ー>

 ちょっと違うんです。
ダイレクトインパクトによるエネルギーは、主星光球面で熱に変わり、
おそらくはホットスポット(高温斑点)を形成するのに使われるだけだと
思います。

 ムクルチアンが言っているのは、質量移動で主星の物理量が変化して、
熱平衡がくずれて脈動する、というよなものです。

ただし、彼自身も詳細な理論計算などをしているわけではありません。
とにかく、まだまだ研究しなければならないテーマであると思います。


7 :HeyJoe : 2006/10/23(月) 09:42:14 ID:.Y/PKxZ6
鳴沢さん、ご指摘ありがとう御座います。
3)は、私の説明では全然違っていたのですね。


8 :Hey Joe : 2006/10/27(金) 09:34:46 ID:FaYyyYEU
2006年のRZCasの極小時刻をまとめてみました。

Minima O-C E color n Obs. Inst.
--------------------------------------------------
2453763.960 +0.061 8838 v 20 Hsk 5F
2453961.159 +0.044 9003 v 28 Tkc
2453961.161 +0.046 9003 v 34 Ymd
2453961.167 +0.052 9003 v 28 Wsy
2453961.169 +0.054 9003 v 35 Tnr
2453961.170 +0.055 9003 v 32 Ysj
2453961.172 +0.057 9003 v 30 Miu
2453961.173 +0.058 9003 v 32 Wai
2453961.176 +0.061 9003 v 33 Tzt
2453998.224 +0.056 9034 v 43 Kit 7B
2454028.11 +0.06 9059 v 14 Mdy 5B
2454034.085 +0.060 9064 v 31 Mdy 5B


9 :Naj : 2006/10/27(金) 14:49:45 ID:.vShZBwQ
私の掲示板にも同じ内容の投稿がありました。
http://homepage3.nifty.com/nga_star/rzcas198.htm
↑を紹介したのですが、その先また質問があり行き詰っていました。
この掲示板を見て納得しました。ありがとうございます。


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